よく分かる鏡の世界

防湿鏡

湿気の多い場所に置くなら、防湿鏡が適しています。鏡の難点である「湿気に対する弱さ」を解消してくれます。湿気が多く、鏡の置き場に長年悩まされている…という人におすすめです!ここでは、防湿鏡の特徴を紹介していくことにしましょう。ちなみに、曇り止め鏡とは別物なので勘違いしないでくださいね。

防湿鏡の特徴

一般的な鏡は、湿気に弱くて使い始めてから約半年〜1年ほどで腐食してしまいます。放っておくと、ガラスの端からどんどん変色していきます。そのため、一般住宅の浴室や銭湯など湿気の多いところでは、防湿鏡が使われています。この防湿鏡は、湿気に強くてさびにくいという特徴を持っています。10年以上もの耐食性があるとされていますが、なかには20年経っても腐食しない場合もあります。

カビ・サビに強い!

すでに述べたように、この鏡の最大の魅力はカビやサビに強い点です。特に湿気たっぷりの浴室の鏡などはお手入れをきちんとしているつもりでも、気がつくとカビが…なんてこともあるのではないでしょうか。浴室の鏡には、困っている人も多いかと思います。そんな悩みを一気に解決してしまうのが、防湿鏡です!カビやサビに強い特殊加工が施されているおかげで、浴室などに置いても長い間きれいなままで使うことができます。

長く使うなら、お得!

使用環境にもよりますが、普通の鏡は一般的に1〜2年で腐食してしまいます。長く使うことを考えたら、普通の鏡を何度も買い替えるよりも防湿鏡にしてしまったほうがいいでしょう。腐食防止のための特殊加工が施されているので、少し高価にはなりますが、きれいな鏡を使い続けられることを思えば、防湿鏡のほうがお得ですよ!

防湿鏡の用途

腐食しにくい防湿鏡は、主に洗面所や浴室といった湿気の多い場所で使われます。

洗面所

洗面所にある鏡といえば、そのスペースの関係や実用性などから小さなものが多く見受けられます。もし、設置スペースに余裕があるのであれば、少し大きめの鏡を取り付けると、明るく清潔な雰囲気になります。


浴室

浴室にも必ず鏡を置きますよね。本来なら、鏡の設置場所として適さない浴室では防湿鏡の出番になります!これなら、金属部分にもサビ止めが施されているので安心です。今まで浴室の鏡の汚れが気になって仕方なかった人も、それを気にせずリラックスして入浴できるでしょう。

曇り止め鏡とは違う!

冒頭でも触れましたが、防湿鏡は曇り止め鏡でなないので、曇りを防ぐ効果はありません。腐食防止はできますが、曇らない鏡ではないのです。なので、浴室で使う鏡の曇りを何とかしたいという場合には、防湿鏡は役に立たないでしょう。

曇り止め鏡とは?

「曇り止め鏡」とは、その名の通り曇り止めの効果を持つ鏡です。一般的には、防湿鏡の表面に特殊加工を施したものになります。鏡が結露すると、特殊な膜が水分を吸収して、鏡の表面に水の膜を作ります。湿気が多い場所でなければ効果が発揮されないので、逆を言えば浴室以外には適さないということになります。

スプレーを活用しよう!

浴室用に曇り止め鏡を購入したい!という人もいると思いますが、お手入れに十分な注意が必要になります。というのも、表面に曇り止めのコーティングがしてあるため、汚れを取ろうと強く何度もこすり過ぎると、せっかくのコーティングがはがれてしまう可能性があるのです。また、ちゃんとした効果のある曇り止め鏡はとても高価です。高い買い物をしたにもかかわらず、お手入れ時にコーティングがはがれてしまっては何の意味もありません。

そこで、おすすめしたいのが「曇り止めスプレー」!ホームセンターなどで鏡専用の曇り止めスプレーが市販されているので、ぜひ一度試してみてください。お手頃な値段の防湿鏡に市販の曇り止めスプレーを使ったほうが、傷つけることをそれほど気にせずに掃除できますし、何よりも安く済ませることができます。